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お出かけの”はしご”役!お出かけ情報サービス公開!

 多摩市、株式会社ヴァル研究所及び京王電鉄株式会社との連携により、地域情報の発信および移動利便性の向上を目的として、スマートフォン等で利用可能な「お出かけ情報サービス」を構築し、5月1日から公開しています!
 今回の記事では、お出かけ情報サービスの内容についてご紹介します。


1 お出かけ情報サービスとは?

 「お出かけ情報サービス」は、調布・多摩エリアのおすすめスポットやイベント情報をマップ上で探すことができ、そのスポットまでの公共交通・シェアサイクルを使った経路を調べることのできる情報案内サービスです。
 

2 どんなことができるの?

「マップ・モデルコース機能」

 マップ上に表示されたスポット情報をタップすると、お店やイベントの詳細を見ることができます。 

「リアルタイム経路検索機能」

 各スポットを出発地・目的地に選ぶと、出発地から目的地までの公共交通・シェアサイクルを使った経路や所要時間等を調べることができます。
※「リアルタイム経路検索機能」は、JR東日本が提供する「リアルタイム経路検索サービス」という外部サイトにリンクします。

3 実際に使ってみた!

 実際に「お出かけ情報サービス」を使ってみました。例えば、目的地に「深大寺」というキーワードを入力すると、深大寺に関連する施設等が一覧で表示されました。次に「深大寺~武蔵野の水と緑と寺とそば~」を選択します。
 すると、深大寺の情報と共に、おすすめのモデルコースを見ることができました。

お出かけサービス画面
モデルコース画面

 さらに、「リアルタイム経路検索機能」で出発地「布田駅」とした場合は,布田駅から深大寺までの公共交通を使った経路を調べることができました。

リアルタイム経路検索画面

4 お出かけ情報サービスの担当者へインタビュー!

 今回、お出かけ情報サービスの構築に携わった企画経営課の職員Bさんに、インタビューしてみました!

Q1.お出かけ情報サービスのコンセプトは?

 コロナ禍により、市内に限らず、人流が停滞しました。デジタル技術の活用により人流の活性化ができないかと考え、令和4年度に本サービスの検討を開始しました。デジタルマップを活用して、市民や市を訪れる方が手軽に市内の魅力あるスポットの情報を受け取れるようにする、また、市内を回遊するための公共交通の利便性を向上させるというのが、本サービスのコンセプトです。
 令和6年現在、域内の人流は回復してきましたが、さらに人流を活性化し、コロナ禍以前を上回るようなまちのにぎわいを創出していくことを目指しています。

Q2.お出かけ情報サービス構築にあたり、苦労したことは?

 大きく3つあります。
 1つ目は、既存サービスとの差別化です。デジタルマップとしてはグーグルマップをはじめ、すでに幅広く使われているサービスがある中で、いかに違いを生み出すか、ということには苦心しました。
 2つ目は、多様な主体との連携です。お出かけ情報サービスは、調布スマートシティ協議会の取組として京王電鉄株式会社や市内のNPO法人との連携に加えて、多摩市との広域連携により企画・開発、運用しています。ここにいたるまでに,関係者と定期的に会議の場を持ち、連携を深めてきました。
 3つ目は、スポット情報を充実させていくことです。デジタルマップに掲載するスポットの情報を充実させていくためには、市内の各店舗をはじめ、データ掲載について多くの方にご理解、ご協力が必要不可欠です。これまで、連携しているNPO法人を通じて調整するなど、情報の充実のため多くの方々にご協力をいただきました。

Q3.既存地図サービス(googleマップ等)との違い(特徴)は?

一番の特徴は地域性です。
 Googleマップではなかなか掲載できないような、地域ならではの深い情報を掲載しています。また、市内の魅力スポットを順を追って見て回ることが出来る「モデルコース」機能も特徴です。

5 アクセス方法

 アクセス方法は、直接ウェブサービスにアクセスするほか、調布市公式LINEアカウントからもアクセス可能です。

 「お出かけ情報サービス」(外部リンク)

 調布市公式LINEアカウントURL(外部リンク)

 お出かけやイベントへの参加にあわせて活用いただき、周辺のお店探しやイベントの”はしご”にお役立てください!