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スマートシティを担当している職員にインタビューしました!

 調布市には、東京都から派遣され勤務している職員がいます。
 そこで、今回のnoteでは、次期総合計画の策定やスマートシティ協議会を中心に担当されている行政経営部企画経営課の中山主幹の素顔に迫りました。

ーーまずは、自己紹介をお願いします。    

 行政経営部企画経営課の中山寛康(なかやまひろやす)です。東京都の総務局行政部市町村課から調布市に派遣されています。  
 出身地は神奈川県です。学生時代は大気化学を学び、太平洋中央部の大気のサンプルを採取するため、2ヶ月間研究船に乗船し、太平洋を横断したりもしていました。  
 平成25年に、環境検査(調布市での化学)職で東京都に入庁し、環境局環境改善部で土壌汚染対策業務を担った後、4年目に環境省に派遣され、土壌汚染に関する法律の改正に2年間携わりました。東京都に戻った後は、総務局総合防災部で羽田空港における災害・事故の想定や防災計画の策定に2年間携わりました。
 その後、調布市に派遣され、現在2年目になります。

ーーなぜ東京都の職員になられたのですか。

 幼少期から緑の多い環境で育ったので、自然や環境に興味があり、大気化学を学びました。漠然と専門知識を人のために役立てたいと考える中で、石原都政時代のディーゼル車規制による大気環境の改善が話題になったこともあり、都の研究所で働くことを意識しました。
 また、神奈川県民ですが、中高大学と、東京都の学校に通っていたため、東京都に親近感があったことも理由です。

ーー印象に残っている仕事は何ですか。

 環境省での法律改正業務です。土壌汚染に係る様々なデータを基に、合理的な制度を検討し、多くの利害関係者や各省との調整を経て、国会で成立した際は、大きなやりがいを感じました。なにより、膨大な業務量がとても印象に残っています。

ーー調布市に派遣が決まった際の率直な感想をお聞かせください。

 既に国に派遣経験があったこともあり、派遣先としては基礎自治体を希望していました。調布市は意外でしたが、なんとなく「おしゃれなまち」という印象を持っていたので、働けることがとても楽しみでした。

ーー現在どんな仕事をしていますか。

 現在は、次期総合計画策定に向け、市民会議の企画や運営を行い、市民の皆様やご協力いただいている庁内プロジェクト・チームの皆様の協議内容を取りまとめています。また、本年度から本格化した産学官連携の取組の一つである「調布スマートシティ協議会」に係る業務を担っております。協議会に所属している団体が持つ専門的知見やノウハウを生かし、各課の皆様にもご協力いただきながら、デジタル技術を活用した市民の豊かさにつながるような取組を推進しています。


ーー派遣終了後、東京都に戻られたら、調布市で経験されたことをどのように生かしていきたいと考えていますか。

 これまで、東京都では法律や条例等に基づいて、手堅く正しく判断を下す業務を中心に担ってきました。調布市での計画策定業務における、様々な考え方や正解がない中での調整、取りまとめは良い経験になりましたので、東京都に戻ったら、こうした部分を生かしていきたいと考えています。

ーー最後に、noteをご覧いただいているみなさんへ一言お願いします!

 ご覧いただきありがとうございます。
 ご縁があって調布市に派遣されたのに、コロナ禍で中々皆様と交流できなかったことが残念です。お酒と飲み会が好きなので、コロナ禍が収束したら、東京都に戻った後でも、是非誘っていただいて、調布で飲みたいです!

行政経営部企画経営課 中山さん


 

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