国や自治体の制度や手続きへの質問に自動回答するチャットボット「Govbot（ガボット）」が総務省・デジタル庁からリリースされました。

チャットボットとは？

御存知の方も多いと思いますが、チャットボットは「チャット（会話）」「ロボット」を組み合わせた言葉であり、チャット方式でユーザーが質問やキーワードを入力すると、人工知能（AI）が蓄積されたデータベースの中から適切な情報を探し出してくれます。
チャットボットは、オンラインショッピングや医療機関など、様々な分野のWEBサイトで活用が進んでおり、一部の自治体でも見受けられます。 '

「Govbot」とは？

「Govbot」は、国や自治体の制度や手続きに特化したチャットボットであり、マイナンバーや子育て、税金など、住民の皆さんからよくお問い合わせいただく分野の回答が用意されています。
24時間365日利用できることから、問い合わせ内容によっては 、わざわざ役所の窓口に足を運んでいただいたり、担当者からのメー !ルや折り返しの電話を待ったりすることなく、その場で回答が得られます。

使ってみました！

実際に「Govbot」を使ってみました。
例として、入力欄に「マイナンバーカードのパスワードを忘れた」というキーワードを入力してみると、パスワード失念時の手続きをはじめ、暗証番号がロックされた場合など、関連性の高い質問が表示されました。この中から知りたい内容にもっとも近い質問を選択するとGovbotから回答が返ってきます。
なお、チャットを使用せず、質問したい分野から質問を選択するFAQのような使い方も出来ます。

質問のバリエーションや回答の精度は引き続き拡充・向上していくとのことでアナウンスされており、今後より充実していくものと思われます。また、利用後にチャットで意見や要望を送信出来ることから、ユーザー目線で改良されていくことが期待されます。

ぜひ皆さんも国や自治体の手続きでお困りごとの際に御活用ください。