【分別をもっと身近に!】調布ごみナビ使ってますか?
このごみって燃えるゴミ?資源物?
みなさん,ごみの分別で困ったことはありませんか?
「あれ、これってどんなゴミなんだろう?」,「どの品目に分別にすればいいの?」と,悩んでしまった経験はありませんか?
そんなあなたの悩みを解消すべく,最先端のAIを活用した「調布ごみナビ」をご紹介します!
「調布ごみナビ」とは?
LINEアプリを活用したシンプルな操作性と高性能AIによる多様な分別サポート機能を搭載している新たなゴミの分別支援システムです。
(調布ごみナビ:https://www.city.chofu.lg.jp/070030/p041199.html)
資源循環の推進・環境負荷の低減,安定したごみ処理の継続,業務の効率化などを目的として電気通信大学,Borzoi AI株式会社,調布市による産学官連携で開発されました。
また,「調布ごみナビ」は,昨年11月に開催された「Tokyo区市町村DXaward2024」の行政サービス部門で最も優秀な取組に与えられる賞である「大賞」を受賞するなど,先進的な取組として評価されています。
「調布ごみナビ」の特徴
このアプリの特徴はなんといっても…
① LINEアプリを活用した手軽でシンプルな操作性
② 高性能AIによる多様な分別サポート機能 です。
これまでのゴミの分別方法の確認は,電話での問い合わせやホームページからの検索など手間を感じる方が多かったと思いますが,「調布ごみナビ」では普段使い慣れているLINEに対象物の名前や特徴を送信するだけで,簡単に分別方法を検索することが可能です。
また,高性能AIを用いた画像マッチング検索により,写真を送るだけで分別方法を案内してくれるほか,正式名称への変換や対象物の特徴による検索補助機能も搭載し,誤字があったり正式名称が分からなくても,AIが分別方法を案内してくれます。
それだけでなく,以下のような様々な機能も搭載しています。
・最寄りの指定収集袋取扱店やおむつ袋配布場所などのスポット検索
・多言語による案内(13か国語)
・粗大ごみの料金表示/インターネット申込
・プッシュ通知による情報発信
なぜ「調布ごみナビ」が必要だったのか
調布市のごみのリサイクル状況は,全国的にも高水準であるものの,年間推計7,000トン以上の古紙やプラスチックなどの資源が焼却されてしまっていることや,不適切な分別によるゴミ収集・処理場の火災等の事案が年間100件以上も発生していることなどを行政課題としていました。
これらは,以前と比べ,ごみとして扱われる物が細分化されていることや,外国人居住者の増加,分別方法の検索が手間であることなどに起因していると分析し,その解決策として「調布ごみナビ」が開発・導入されました。
担当者からのメッセージ
日々の暮らしの中で必ず出てしまうゴミや資源物ですが,きちんと分別されていないと,皆さんが普段当たり前と感じている,安定したごみ収集・処理に支障が出てしまったり,貴重な資源物の消失や,過剰な二酸化炭素を発生させてしまう原因となりかねません。
皆さん一人ひとりの分別意識があってこそ,これらの課題を解決できるものであり,「調布ごみナビ」の活用によって,分別の手間を軽減させていただくことができます。
「調布ごみナビ」は便利な機能を搭載していますが,さらなる利便性向上を目指し,現在,機能の拡充を目指しています。
是非,「調布ごみナビ」を暮らしの中で活用していただき,資源循環の推進・環境負荷の低減といった目標に向けて,一緒に取り組んでいきましょう!
■「調布ごみナビ」に関するお問い合わせ
調布市ごみ対策課減量対策係(042-481-7812)